車中泊歴5年の主婦が厳選!デリカD:5に常備する「地味だけど手放せない」便利グッズ6選

車中泊便利グッズ6選

「車中泊の持ち物」というと、ポータブル電源や高価な寝袋などの「大きなギア」に目が行きがちですよね。

でも、車中泊歴5年、愛犬と一緒にあちこち旅をしてきた私が「結局、これがないと困る!」と実感しているのは、意外と地味で生活感のあるアイテムばかりでした。

私は以前、フル装備のキャンピングカーに乗っていましたが、今は**「ポップアップルーフ仕様のデリカD:5」**に乗り換え、一周回って「引き算」のバンライフを楽しんでいます。

今回は、そんな私がたどり着いた**「おしゃれなギアより役に立つ、リアルな便利グッズ」**をご紹介します。「映え」はないけれど、あると劇的に快適になるものばかりですよ。

目次

フラットな車内を「快適リビング」に変える工夫

デリカのような限られた空間を快適にするコツ。それは「いかに広く使うか」です。 私がたどり着いたのは、**「必要な時だけ出して、使わない時は小さくする」**というスタイルでした。まずはリビング・キッチン周りの愛用品からご紹介します。

折り畳み式テーブル(多機能タイプ)

実は、私の乗っているような車中泊仕様の車には、最初から壁にテーブルが付いていることも多いんです。でも、我が家には「ある事情」があって、あえてこの**「持ち込みの折り畳みテーブル」**を愛用しています。

その事情とは、夫と娘の趣味であるスキー。 長いスキー板を座席下に積むため、我が家のデリカの後部座席は常に「フルフラット(ベッド展開)」の状態にしています。そうすると、壁に設置された備え付けのテーブルだと、ベッドが邪魔で足が入らず、使い物にならないのです…。

そこで導入したのが、ベッドの上(座卓スタイル)で使えるこのテーブル。

画像が大変汚くてすみません・・・。
  • 家族で食事ができる十分な広さ
  • パソコン作業も余裕でできる
  • タブレットを立てる溝や、コップ用の引き出し付き

これが本当に便利! 膝の上で食事やパソコン作業をするのは疲れますが、しっかりとしたテーブルがあるだけで、車内が「リビング」や「書斎」に早変わりします。

折り畳み式・電気ケトル

以前の車にはキッチンやシンクが付いていましたが、デリカに乗り換える時に思い切って断捨離しました。 その代わり、お湯だけは沸かしたい。でも、大きなポットは場所を取って邪魔になる…。

そこで選んだのが、シリコン製の**「小さく畳める電気ケトル」**です。

使う時だけ伸ばして、収納時はペチャンコに。 限られたデリカの空間を広く使うためには、こうした「小さくなる便利グッズ」を選ぶのがポイントです。お気に入りのコーヒーを淹れる時間は、何にも代えがたい幸せです。

50代女性の視点!心地よさと身だしなみ

次は、女性ならではの視点で選んだアイテムです。 ただ寝るだけなら不要かもしれませんが、そこを「自分の部屋」としてくつろぐためには、香りや身だしなみを整える環境が欠かせません。

卓上スタンドミラー(折り畳み式)

これ、地味ですが女性には**「必須」**と言い切りたいアイテムです。 車のサンバイザーに付いている鏡って、暗いし、位置が高すぎてメイクしにくくないですか?

100円ショップで売っているような、折り畳んで立てられる鏡があれば、窓際の自然光が入る一番明るい場所に置いてメイクができます。 50代、身だしなみは大事。これがあるだけで、朝の支度の快適さが段違いです。

アロマオイル(柑橘系&ラベンダー)

狭い車内で長時間過ごすと、どうしても空気が篭ったり、気分が煮詰まったりします。 そんな時、私は香りで「脳のスイッチ」を切り替えています。

実は私、アロマセラピストの資格を持っているんです。そんな私が車中泊でおすすめする使い分けがこちら。

  • ON(仕事・運転中): レモンなどの柑橘系でシャキッとリフレッシュ。
  • OFF(就寝前): ラベンダーでリラックスモードへ。

車特有の匂い対策にもなりますし、何より「いつもの好きな香り」がすると、旅先でもぐっすり眠れますよ。

トラブル回避!経験から学んだ「守り神」

最後は、失敗やトラブルを経験したからこそ常備している、実用性特化のアイテムたちです。 おしゃれなバンライフからは程遠いかもしれませんが、本気でおすすめします。

伸縮式・虫取り網

これはイメージです。でもまさにこんな網です。

笑われるかもしれませんが、本気で便利なんです! 人の乗り降りやドアの開閉時、どうしても虫が一匹入り込んでしまうこと、ありますよね。

実は以前、大きめのアブが車内に入り込んでしまったことがあったんです。 狭い車内でブンブン飛び回る羽音の恐怖……。刺されたら大変ですし、かといって追い払おうとしてパニックになるのも危険です。

そんな時こそ、私の出番。 シュッ!と網を伸ばして構える姿は、我ながら必殺仕事人のよう(古い笑)。

冷静にサッと捕獲して外に逃がした時には、娘から「ママ凄い……」と少し羨望の眼差しを向けられ、今ではすっかり**「虫取り網の達人」**の称号を手にしました。

あの時ばかりは、**「本気で積んでおいて良かった……」**と心底胸を撫で下ろしました。

食事もする車内で殺虫剤は撒きたくないですし、壁にとまったところを叩いて汚すのも嫌ですよね。場所を取らない折り畳み式の安いもので十分ですので、ぜひ一本積んでみてください。

コンビニ袋(吊り下げ収納)

最後はこれ。やっぱりビニール袋は偉大です(笑)。

フックなどで吊り下げておけば、ゴミ箱代わりになるのはもちろん、濡れたものを入れたり、急な買い物に使ったり。 「綺麗に見せる」ことより「サッと使える」こと。これが長く車中泊を楽しむコツかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

高価なキャンプギアじゃなくても、家にあるものや身近なアイデア商品で「快適」は作れます。 特に虫取り網は、騙されたと思ってぜひ積んでみてください。夏の車中泊の安心感が違いますよ!

これからも、ポップアップルーフのデリカD:5と共に、「引き算」で楽しむ大人のバンライフ情報を発信していきます。

ちなみに、冬の車中泊にはグッズだけでなく「暖房」も欠かせません。我が家のFFヒーター事情については、こちらの記事で熱く語っています!

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