「50代を過ぎると、空気でも太る」なんてよく言いますが……ほんと、呼吸してるだけで体重が増える気がします。
気づけば体重は53kg。150cm台の私にとっては「デブ」というほどではないのですが、確実に顔や体に出てきていました。鏡を見れば、頬が重力に負けてきてる。太ったら顔から分かるタイプなんです。…これ、痩せたらすっきりするのかな。
そんなある日、健康診断で言われたひと言。
「軽い脂肪肝です」

……あぁ、やっぱり。
心のどこかで予想はしていたけれど、先生の口から聞くと重みが違います。
ネガティブな情報こそ、人を動かす?
「やった方がいい」より「やらなきゃヤバイ」と思った瞬間、人は動く。
まさにその通りだなと実感しました。脂肪肝という“病名”をつけられたことで、ダイエットを始める決心がついたんです。ポジティブな励ましより、ネガティブな危機感のほうが効くとは



人間って正直ですね。
3か月で3kg減。やったことは驚くほど地味
53kgからスタートして、いまは50kg。
この3か月間にやったことは、拍子抜けするくらいシンプルです。
スマートウォッチの合図に逆らわない
1時間に1回「スタンドの時間です」と振動してくれるので、そのタイミングで立ち上がって動くようにしました。地味ですが、じわじわ効いている気がします。
食事をちょっと工夫
野菜とたんぱく質を増やして、炭水化物は控えめに。「PFCバランス」ってやつを、うっすら意識。ほんとに“うっすら”です。一度、バランスを見るため「あすけん」というアプリを使ってみました。バランスってこういうことね?と意識してからのスタートです。
トイレに行くたびスクワット10回
「ながら運動」の王道。1日の合計は50回以上。トイレがプチ・ジムに見えてきました。
6000歩以上は歩く
ウォーキングというより、買い物や犬の散歩で「気づけば歩いてる」方式。スマホの歩数計が私の無言コーチです。ここは、もう少し頑張れよ、と思うような歩数ですが💦
続いたことが、いちばんの成果
ダイエットは続かなければ意味がない。
奇跡のサプリも、3日坊主の運動も、私には無理でした。
でもこの“地味な習慣”なら続けられた。結果、3か月で3kg減。数字は小さいけれど、私にとっては大勝利です。
そして、何より大きいのは「健康のため」という意識に変わったこと。
足腰を鍛えておきたいし、肝臓の数値もこれ以上悪化させたくない。っていうか下げたい。
まさか自分が「肝臓のためにスクワット」する日が来るなんて、20代の私に言ったらきっと大笑いするでしょう。



笑い事じゃないんだよ、20代の私よ。
これからのこと
これからは一週間の食事メニューや、続けている運動のことも少しずつ書いていこうと思います。
体力がなくなっている事、筋肉量を増やしたい。色々とやるべき課題が見えてきました。
同じように「ゆるく、でも確実に」健康を整えたい方に、少しでもヒントになればうれしいです。



