祖母の日記 #8 大腿骨を痛めた日(1998年9月9日)

日記の中には、ときどき「怪我」や「体調不良」の記録も出てきます。7月9日には、転んで怪我をし、病院へ行ったことが細かく書かれていました。台所や庭仕事の記録とは違う、祖母の体調をめぐる一日です。

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1998年7月9日

9月9日

8月21日夜、ころんで、だいたいこつをいためて、立ち上がることが出来なかった。
めぐみにシップ薬をもらってはって寝たけれど、22日の朝は痛くて起き上がるのもやっとだった。

朝になってめぐみが病院へ行こうと言って、晴彦さんとめぐみで連れて行ってくれた。
レントゲンではよく見てもらったけれど、骨折はしていないと言われたのでシップ薬を1日2回位貼り直して
一週間ぐらいしてから 少しずつ痛みがとれてきた。

9月8日の朝は、杖を外してちょっと立つことが出来るようになったので嬉しかった。
9日の朝は少しずつ歩けるようになった。めぐみは忙しくて、外で用事をして居るので、私ははじめてお茶碗を洗った。

市役所から敬老の招待状が来ているけれど、行かれないとめぐみに話した。
俊介ちゃん、エリ子さんが(フェレットという)めぐみに買っておいてと頼んだので 夜になって連れに来た。二人はすぐに帰った。フェレット、ジローちゃんと名をつけた。

今日は懐中電池と腕時計の電池を取りかえた。

けがをして寝ている時、奈々子とやす子、奈々子の友達でお見舞いに来てくれた。
その前に空実ちゃんも来てくれた。

もともと、足の悪い祖母が転んだと聞いて、皆が遠くから駆けつけました。祖母が名前を書き込んでいることを見て、こういう訪問がきっと嬉しかったんだろうなと思います。
皆に愛される祖母でした。心配でしたが、日に日に良くなっていく状況をほっとしていた記憶があります。

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