夏の夜空に大輪の花火が咲いては消える。
その一瞬に「永遠」を感じたことはありますか?
「どうか、この時間が永遠に続きますように」と願うような幸せな時間。
ユーミンの『永遠が見える日』は、まさにその一瞬のきらめきを愛と重ね、胸に焼きつけた曲です。
目次
『永遠が見える日』
松任谷由実『永遠が見える日』
- 収録アルバム:『YUMING VIVA! 6×7』(2004年11月10日)
- 作詞・作曲:松任谷由実
花火大会の情景を背景に、消えてしまうからこそ「続いてほしい」と願う気持ちを描いた曲。
儚さと幸せ、その両方を抱きしめた夏の一瞬を刻んでいます。
注目フレーズ
消えないで もう少し この胸に灼きつくまで
――『永遠が見える日』 <引用>
照らされてた横顔とともに
咲いていて いつまでも 祈るように 目を閉じたら
その瞬間 永遠を見せて
収録アルバム:『YUMING VIVA!』(1982年)
作詞・作曲:松任谷由実
言葉の処方箋
「永遠でありますように」という願いは、叶わないと知っているからこそ切ない。
でも、その切なさが「今、この幸せをしっかり抱きしめよう」という気持ちに変わっていきます。
この歌詞は花火の一瞬を通して
「続いてほしいと願う心こそ、愛を永遠にする」
というメッセージを残しているように思えます。
次の一歩のために
いつかは終わってしまうかもしれない時間だからこそ、
「永遠でありますように」と願う。このトキメキや恋心は色あせないものです。
今の大切な時間を心に焼き付けてくださいね。いつの日か、思い出に変わったとしてもときめいたこの気持ちは永遠に輝き続けます。
これは、家族との時間も同じですよね。歳も重ねて、家族の形も変わっていく。今は永遠ではない。先日、家族で花火大会を見に行った時にも、隣にいる娘を見ながら感じたことでした。
Spotifyで聴いてみる
ここで聴けるのは30秒ほどのプレビューです。続きはSpotifyアプリでどうぞ。
宣伝ではありませんので、ご安心ください♪
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