離婚危機を乗り越えた友人が気づいたこと④

リアルな相談を、友達とのおしゃべりみたいに綴ります。ここで、心が軽くなる糸口が見つかりますように。

※この記事は『夫から突然、離婚を切り出された友人の話』シリーズ④です。前回(シリーズ③)はこちら↓

夫から突然「離婚してくれ」と言われてから、半年以上。
曖昧な理由を並べ続ける夫と、証拠を集めながら冷静に備える友人。
感情の波と冷静さを行き来しながらも、ついに2度目の話し合いの日を迎えました。

目次

証拠を突きつけた瞬間

その場で、友人は証拠を見せながら夫を問い詰めました。
夫は「まさか」という顔をして、想像以上に証拠が揃っていることに驚いた様子でした。
どうやら、彼は妻を甘く見ていたのでしょう。

さらに、相手の女性の名前や詳細まで把握していることを知った夫。
翌日、「相手とは別れてきた」と口にしました。
本当かどうかはまだわかりません。
でもその一言に、少なくとも相手の女性が一歩引いたのは確かでした。

友人の決断

それでも友人は「離婚しない」と決めました。
浮気の事実は消えませんし、信頼を取り戻すには時間がかかります。
けれど彼女は、家族としての生活を続けていく道を選んだのです。

気づきとこれから

彼女が語ったのは、こんな言葉でした。

「証拠を準備していたからこそ、冷静に向き合えた」
「感情を一人で抱え込まず、支えてくれる人がいたのが救いだった」

夫婦の間には、まだ課題が残っています。
けれど彼女は、離婚という大きな選択をせず、時間をかけて信頼を築き直すことを選びました。
私もこれからも彼女を見守っていきたいと思います。

読んでくださるあなたへ

夫から突然「離婚してくれ」と言われたら、誰だって心が揺れます。
そして、その理由が嘘やごまかしなら、なおさらです。

でも、感情だけでは相手に飲み込まれてしまいます。
冷静に証拠を集めること、信頼できる人に寄り添ってもらうこと。
その二つがあれば、自分を守る力になります。

友人の選択がすべての人に当てはまるわけではありません。
でも、「ひとりで抱えなくていい」ということだけは、きっと誰にでも共通しているはずです。

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