「THE JOURNEY」ユーミン映画の東京千秋楽で初めての応援上映

東京千秋楽であるTHE JOURNEYのコンサートツアー映画、応援上映という初めての体験をしてきました

THE JOURNEYの映画は、DVDとは違い最高の映画館で最高の音響に合わせるように、ひとつひとつ膨大な時間をかけて差し替えたものだそうです。再編集あっての圧巻の映画だったわけです。

目次

東京千秋楽の応援上映会

THE JOURNEYの映画、実はこの前に2回行っていました。その時の感動と興奮が忘れられず、もう一度見たい!と最終上映会に滑り込み、残り1つの席で鑑賞することが出来ました。

ただ、応援上映という初めての体験に少し戸惑いながらの鑑賞となりました。

THE JOURNEYの通常上映と、応援上映の違い

普通上映の没入感と感動

応援上映会ってどうなの?

素朴な疑問でした。

何故かというと、今回THE JOURNEYの映画を2回みて感動した理由がコンサートではなかなか味わえないまるでステージに立っているかのような没入感だったからです。

演者たちの迫力ある演技力や息遣い、サーカスさながらの圧巻なアクトまで、すべてが映し出されて、コンサートでは到底見えなかったステージの世界を体験できたんです。

コンサートでは興奮しすぎちゃって、詳細はよく見てないことが判明

だから、映画で良かったなぁと本当にこの没入感に感激してたんです。一方、初めての応援上映とやらにもむしろ興味津々です。

応援上映会にどきどきで参加する

今回、一人での参加です。(鑑賞じゃなくて参加と言ってる段階ですでに・・・)

私の席は端だったんですが、隣には何やらサイリウムや、手作りの被り物などを用意している女性たち、後ろでワクワクの笑顔が止まらない男性たちのグループが、優しく声をかけてくださいました。

「私たち、うるさいけどごめんね。良かったら一緒に!」と。

なんて優しいのかしらー

初めてのひとり応援上映だったので、心底ほっとしました。

ここ最近の推しブームに乗れない私が推してるユーミン

少し話は変わるけど、ここ数年の推しブームに少し閉口している・・・というか、乗れない自分がいました。若い男の子、青年にキュンキュンする同年代の友人やママ友たちの話を羨ましくもあり、でもどこか冷めている自分がいました。

どちらかというと冷めていたのかな。

羨ましいというのは、そういう熱く応援できる人がいるという状況。

そんなことを日々思っていた自分のことをふと・・・思って。

我に返ると私は映画館にいて、

私はユーミン推しだったんだ。ここにいる人たち、みんなユーミン推しなんだ!と気が付いたんです。

そう思ったら、なんだかおもしろくなってきて。私も散々、何十年も推し活してるじゃん!って。

キュンキュンするだけが推し活ではないもんね。

応援上映会でいよいよ・・・

立って良し、騒いでよし、叫んで良し。ジャンプはダメ・・だそうです。それ以外は思いっきりコンサートと同じように楽しんでください!とのことでした。

それでも、私はなかなか立てず・・・。周りの人たちがほぼほぼ立ってそこにいるかのようにユーミンを応援している。

私はどちらかというと、そういう応援している人たちの熱い思いを見て感動してたりしました。通常上映のような没入感にはすぐにはなれませんでした。

ところが、後半になると・・

私もこの状況にかなり慣れて、コンサートも佳境にはいり盛り上がらずにはいられない曲になっていきます。そこで、エイやっ!と思い切って立ってみることにしました。

なんということでしょう・・・

さっきまで恥ずかしかったのが嘘みたい(恥ずかしかったんかい)そこは別世界が広がります。

急にコンサート会場さながらの臨場感に包まれたではないですか。これは本当にすごい。

そして、一緒にユーミン推しをする叔父様やお姉さんたちや同年代の私たち。一体となって、画面に声援を送っているんです。

そこに、ユーミンはいないのに。それでも、声援を送らずにはいられない。

となりのお姉さまはぽろぽろと涙を流して応援しています。

声援を送り続ける理由。

私にはとても納得がいく答えが湧いてきました。

私が感じた応援上映会が素敵な理由

ユーミンがいないのに、今井さんも、カオリさんも、武部さんも、遠山さんもいないのに、画面に声援を投げ続ける理由。

それは、私自身へのエールに聞こえていたからです。

ユーミンを通して歩んできた人生、その歌と思い出と、過去に出会った人たちを思い出し、そして努力し続けてくれる天才の姿にエールを送るんです。それが私自身を応援している声に聞こえてきて・・・。

私の没入感というのは、コンサートと勘違いする・・という没入感ではなくその世界から湧き出てくる思い出や思いが熱くなってくるというものでした。

終わった後は清々しく。

また明日も頑張ろう!という気持ちで映画館を出ました。

新宿の街が暗くなっていて、夜の街の若者が寒そうな格好をして呼び込みをしていました。

風邪ひかないでね。

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